Sakoosuは、PT Sakura Mitra Perdanaが制作したインドネシアの会計・税務担当者向けの教育コンテンツです。当社は、2014年にジャカルタで設立された日本人の会計専門家が在籍する会計・税務コンサルタント会社で、操業開始以来、多くの日系企業（製造業、商社、建設業、サービス業、運送業、保険業等）の会計・税務の問題解決をサポートしてまいりました。

日系企業から寄せられるご相談に、優秀な会計・税務スタッフを採用する難しさがあります。職歴はあまり参考にならず、採用面接で会計の実務能力を判断するには、面接する側にも会計・税務の知識が必要となるため、企業側の採用を困難にしていると考えます。日本では、日商簿記試験や全商簿記試験等といった会計人材の能力を客観的に測る試験があり、採用の際に参考となりますが、インドネシアでは、このような試験が一般的ではなく、会計・税務に関わる試験というと、公認会計士、財務公認会計士、税理士等の国家試験しかなく、初学者や大学新卒者はもとより、実務経験者であってもハードルが高いため、受験者が少ないのが現状です。

このような問題の解決のいったんを担えるよう、当社は、実務経験から得たインドネシア特有の会計・税務の特徴を活かした試験を作成し、2017年以降、多くの日系企業の新規採用試験や会計スタッフの昇進試験等にご活用いただいています。

また、Sakoosuでは、試験のスコアが低い方向けに、会計・税務の実務に則した知識やスキルの向上を目的としたEラーニングによる学習コースを提供しています。

会計・税務のプロフェッショナルを増やすことは、これからのインドネシアの経済成長にとって不可欠です。当社は、Sakoosuを通じて、インドネシアで、十分な会計・税務の知識と経験を備えた人材を育成したいと考えています。